さて、4月になりましたので『今月にしたい事と先月の反省』のお時間ですが、今回は特別編です。「ワーホリの反省と今後すること」
今後は旅する
今は飛行機の中で書いてるんですが、丸々2年にわたるオーストラリアワーホリが終了して、シンガポールに向かってます。
直接帰国するする詐欺をしてアジア周遊です。
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なんでアジア周遊することになったか?
人に言わせれば『現実逃避』と『自分探し』と言われるでしょう。
が、いくら逃げても現実は現実。いくら探しても自分は自分なんですよね、オーストラリアワーホリが教えてくれました。
ある程度の人生のレールが敷かれた中で生きるのは、すごく楽です。例えば、学習塾やライザップなどに入れは半ば強制されるので、半分達成したようなモノです。
オーストラリアに来て、『360°何処に行ってもいいし何をしてもいい。』完全に誰にも縛られない状態になって初めて見えた【自分の意思の弱さ】に衝撃を受けました。
それでも、真っ白な2年間に色々な物語を詰めこんで、そして気づいたんですよね。
やっぱもうちょっと世界を見て見たいなーって。
ただそれだけだし、それが全て。
やりたいって思った事をやれる時にやるだけです。
君はどこにでも行ける
なんてタイトルの本があるんですよ。ホリエモンが書いた本なんだけどね。
賛否が分かるモノと分かって言うけど、僕はすごく共感できた訳です。冒頭の『日本は安い国』ってこれにはハッとしました。
安いって言うのはいい意味で『こんなに良いサービス・質』なのに『料金が安い』と言う事。よくある【早くてい、美味いのに、安い】ってやつです。
例を上げると、僕が留学していたフィジーという国にピザ屋さんがありました。
学生からの評判はまぁまぁ良いピザ屋さん。僕はそこで『一番安い』ピザを注文しました。
出てきたのは本当にシンプルなピザで率直にマズイ。
で、隣のテーブルで友達が食べてるピザは具材も沢山ですごく美味しそうに見えました(実際に美味しい)。
海外ではこれが当たり前。僕がお金を渋ったから美味しいピザが食べれなかったんです。
日本は違う。安かろう不味かろうのゴハンって全然無いです。
美容室で言えば、カット2500円なのにシャンプーもマッサージも付いてくるみたいな感じ。
失われた10年も25年になり、モノが売れない為に『価格据え置き』で『質の向上』をした結果、生産性は下がり、疲弊していく。
言葉に表すのは簡単なんだけど、実際にアジアに足を運んで目で見て見たいなって思ったんです。
電子書籍なら海外からでも読めるから是非見て欲しい本(君はどこにでも行ける)です。
なんでアジアか?
物価が安いからです!の一言でも片付けられるんだけど、もう少し掘り下げます。
日本のメディアで『貧困』という言葉が使われるようになって数年ですが、貧困には2つあるってご存知ですか?
●絶対的貧困
●相対的貧困
です。
絶対的貧困はその名の通り、明日食べて行くので精一杯の状態。
相対的貧困は『自分の周り』が出来る事が出来ない状態です。
日本で増えてるのは相対的貧困の方。車を買ってマンションを買って海外旅行に行って、子供に習い事をされる。『そんなの不可能だよ!!!』って人たちです。
次、僕が3ヶ月過ごしたフィジーは世界で一番幸福度が高い国に何度か選ばれた事があります。
フィジーってのはウルルン滞在記の様な村が沢山ある国で首都にしかエスカレーターやエレベーターが無い国です。
もちろん、教育制度や子育て環境や衛生面を指標にしたランキングでは下位層ですが、なぜ別指標のランキングでは上位なのか?
『人と比べない』から。
ここ数年はスマホの普及でインスタやってるフィジー人もいるけど多くは自撮りのみ。リア充アピールなんかはしません。
フィジー人は人と比べる事をしないから相対的貧困を感じない→幸福を感じる事が多い。って事です。
アジアの中での相対的貧困
かつての日本はアジアの中でのトップでした。詳しくは知らないけど、学校の授業ではそう習いました。
事実上世界2位の経済大国の中国に抜かされただけではなく、経済成長著しいタイ、若い力がみなぎるカンボジア、圧倒的な人口を有するインドネシアも右肩上がりに成長しています。
日本が足踏みしている間に、アジア各国の成長はもうそこまできているんです。
今に『物価が安いからタイに行く』とか言ってられなくなり、近い将来【日本がアジアの中で相対的貧困に陥る日が来る】んです。
事実、日本各地で爆買いが起こり、SHARPは台湾のホンハイに買収され、次に起こるのは東芝の解体でしょうか?
行くだけで全てが分かるとは思わないけれど、それが僕がアジアを見たいと思った一つの理由です。
アジア人の中の日本人
僕はオーストラリアに来て、自分が日本人である以前に、アジア人だって意識に気づかされました。
アジアとは文化や宗教も似ているし、まず外見から親しみやすい。パスタとワインより、米とお茶が落ち着くんです。笑
今後、自分が日本に住もうともアジア各国の人と関わる機会は圧倒的に増えます。
年間で2400万人を超える訪日外国人のうちアジア人は2,000万人を占めます。少子高齢化が進むと移民制度も変わっていくことでしょう。
オリンピック見てても帰化した選手が目立ってきてて、【国】って、意識がもはや過去の概念になってくる。
トランプの様な保守派の政治家が現れるかもしれないけど、日本人だけで日本を維持できるとは到底思えないです。
いざとなったら日本を脱出できる力を身につける。これも一つの課題だし、日本へ移住してくる人に対して正しい理解を持つ。
これもまた一つの課題かなと思います。
表に見える差別ではないし、『外国人』って言葉が日常的に無意識で使われてる時点で、日本は相当な差別国家なんですよね。
どんな環境で過ごしたいか?
ワーホリ期間は4〜7ヶ月周期で住む街を変えてオーストラリアを点々としてきました。
何処が一番良かったの?
なんて聞かれることが多いけど、何をするかによっても違います。
ただ一つ明らかに言える事は、都会のマンションよりも少し離れた静かな場所の方が幸せを感じられる。という事。
高いマンションに住み、自分を証明する為だけにいい車を買って、ブランド品を身に纏う。
80ℓのリュク1つで2年間生活してきた僕には、何の魅力にも感じませんでした。
アジア周遊の後は帰国です、その後は完全に白紙なんだけれども、きっとハサミは握ります。ただ、何処に住むかは全く決まってないです。
自分の居心地が良いと思える自然環境と、自分を必要としてくれる仕事、後は愛する人と犬がいればそんなに幸せな事はないだろうなーって思ってます。
ワーホリは2年しかありません。
期限があるから、楽しめた。
期限があるから、やりたい事やらなきゃって思えた。
人生は突然終わります。
期限がいつかは分からないけど、一方通行で近づいてきてるのは確か。
人生には期限があります。
なのに、あなたがやりたいって思ってる事を後回しにする理由はなんですか??
あなたがもし、留学等に興味がある方はこちらから別記事へどうぞ。
フィジー語学留学のあとオーストラリアワーホリ2年で英語力は伸びたのか?
ワーホリの残りのVISA期限が近づくにつれ
って不安にかられる時ないですか?!
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詳しくは「バナの紹介で優先的に対応!「帰国キャリアドッコム」でワーホリ滞在中に日本に帰国後の就職先を見つけよう!」
を御覧ください!!