ワーホリ美容師が教える海外と日本の美容室の違い。
こんな質問頂きました。
今回は海外と日本の美容室の違い!道具・設備編!!!
まず、シャンプー台
バックシャンプーくらいの高さあるのに横からしか洗えない。
そしてこのノズル。
バックシャンプーもサイドシャンプーもできる僕ですけど、これはかなり怖かったですね〜。でもってクッションなんてありませんww
次にカラーを塗るハケ!
リタッチだろうがフルカラーであろうがこれです。
根元コーミングしてから押さえるようにと教わったグレーカラーですらこのハケ一辺倒です。
次にイヤーキャップ!
ありません。
プロなんでカラーが耳につかないように工夫して下さい。プロなんで。。
次、カットクロス!
腕出すとこありません。
カット中にスマホいじろうもんならお客さんの腕は毛だらけです。
まぁ、後から払えばいいんです。
海外のカラー剤!
チャートはこんな感じなんすけど、そもそもこれが何人の髪でBeforeの色がどんな髪色に入れた時の発色なのかさっぱりです。
感覚として当たり前ですが、アジア人のバージン毛に使ってもこんなに明度上がりませんでしたね。
さて、こっから速度早めて箇条書きにていきたいと思います。
◯9時オープンでスタッフくるのが9時。ってかむしろたまに遅れる。
◯シャンプー別料金、しかもほとんどの人がシャンプーなしのカットを希望する。
◯女性の場合は長さでカット料金変わる。長いと高い。個人的にはショートの方が振り幅あるのになー。
◯荷物預からない。基本床とかに平気で置く。毛がつく、毛が入るは気にしません。全く。
◯ドライヤーめっちゃ強い。もう、めっっっちゃ強い。風力も温度も違う。でもその風量が無いとクセ伸びない。
◯カラーの2液は12%まである。もはや使い方は不明(教えてくれないからね。)
◯シャンプーめっちゃ適当。カラーのシャンプーだって乳化せずにすぐ、シャンプーする。(オーナーがシャンプーしてくれたけど、カラー剤残ってたからもっかい洗ったよね。)
◯パーマ需要がない。ってか欧米人の軟毛に無理があるのかな。。あるのは、おばーちゃんのパーパスくらい。だからロッドは太いのは無い。
◯パーマ(発音はパームの方が近い)って言ったら基本ストレートパーマを指す。カールのパーマが一般的じゃないため。
◯予約があってもその時間に来ない。ので、普通にその時間に別のお客さん来たら切る。
時間に予約の人がきても『予約したのになんで待つの!』なんて言わずにみんな普通に待つ。◯掃除は営業中にする。から最終受付時間(なんとなくで決まってない)あたりでサクッと帰る。掃除残ってても明日の朝やる。時間だから帰る。
◯Are you happy? You are happy because you get beautiful hair!!!!
くらいの事は普通に言う。日本語に直訳すると恥ずかくて言えないレベルだな。。
ふぅ。なんかまだまだある気がするけどなー、
だから日本が良いとかオーストラリアがダメだとか、そんなんっじゃなくて、文化の違い。店舗の違いなんだけど、、、
技術抜きにしてもこんだけ違うってすごいな!
あ、あと日本で多用する『お疲れ様ですー』って無いな。そもそもお疲れ様ですに該当する言葉がないですね。
他にワーホリ美容師の記事は、「オーストラリアワーホリで2年間、美容師した僕が必要な情報を全公開する。」とか「海外の美容室にパーマはない?!海外美容室にあるもの、ないもの、まとめ。」などで書いてます。
最近シドニーに着きました♪
髪切ってほしいです(´・ω・`)笑