今回、少し重要な事書くな。
出来れば最後まで読んでほしい。
『ブログ見ました!カットしてください!いくらですか?!』
って連絡来て『〇〇ドルです!』
って返したら返信こーへん時が多々あったねん。俺、悲しかった。もう3年も前のシドニーにおる時の話やねんけどな。
その相手に言った金額は、お店の定価や。
それでな、なんで髪切るのって定価じゃあかんの?割引が当たり前なん??って感じてん。
だから美容室や美容師の事を知ってもらわなあかんなと思って色々な事を書いたねんな。
カットは10分で切れる時もある。
でも、モデルセッスン始めて、毛先整えるだけでも2時間以上かかってた時から何年もかけて10分で切れるようになってるのよ、練習したから。
世の中1000円カットとかオーストラリアなら15ドルで切れるところとかあるよ。でもお店はその価格が定価になるように努力してるねん。在庫も減らして、回転率上げて。
お昼の吉野家で居座って長話せーへんやろ?
そうゆうことや。
出張カットだとお店使わへんから安くなると思ってる人もおった。
じゃあ、家にシェフ呼んで料理依頼してみてよ?お店行くより高くないか??
美容師として食べていく為に、学校だけでも数百万投資して、時間だって仕事終わってから練習して何百時間も投資してるねん。
って事をな、美容室では割引が当たり前だと思ってしまった人たちに理解してもらいたかったねん。
美容師も悪いねんけどな、美容室に割引戦争させといて自分は利益がっつり取ってる奴おるねん。ホットペッパーな。これ、長なるからこっち読んでな。
そんでな、俺がほんまに伝えたいんは『かっこよく、可愛くなりたいなら、ちゃんと対価を払うのが一番の近道やで』って事やねん。
切る側と切られる側が対等でないとあかんねん。
美容師は、仕事に誇り持てるし、お客さんはちゃんとお金払ってんねんから期待するやろ?
それが、いい方向に行くねん。美容師が奢っても、お客さんがワクワクせんくてもあかんねん。
言ったらあかん事かもしらんけどな、友達やからって安くするのは俺全然構わん。でもいつも言うのが『安くしてもいいけど、良いもん出来へんで。』って事。
お金貰ったらな、プレッシャー感じるやん。その緊張感ないと絶対良いもの出来へんで。趣味ちゃうもん。
もっと欲を言ったらな、ほんっの少しだけ背伸びした料金頂きたいねん。
そしたらな、成長できるし、還元せなあかんと思えるから。
(だから世の中にはカット料金を上げ続ける人がおるんやと思うで。)
俺はお金の為にやってるんじゃないって感じる美容師もおると思う。いわゆるお金は汚いみたいな考え方。
でもしっかり対価を頂くことは、お客さんから投資されて、もっと上手くなって還元できるって事やねんで?
しかも、そんな思いで稼いだお金は、使う先も考えて使うようになるやろ?
大切な人に、大切な場所に使うお金やねんから胸張って稼げばええねん。
切られる側はな、いい美容師さんに巡りあったらたとえ割引なくなっても、値上がりして通い続けてあげてな。そしたらもっと良くなるはずやで。
ほんで、まだ美容師さん決まってへん人はな、彼とか友達とか大切な人から美容師さん紹介してもうのがええで。
大切な人を紹介されるってのが美容師さん一番気合い入るねん。プロやから気持ちのムラはあったらほんまはあかんねんけど、これ、ほんまの話やで。人間やもん。
あ、それか俺んとこ切りに来て。
めっちゃ安くすんで。
ってちゃうか。笑