第5話 ニワトリファームとの出会い〜オーストラリアでのファームの探し方

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ばな

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[1986生まれ 大阪出身] フィジー留学の後、オーストラリアで2年美容師として働き2017年夏に帰国。フリーランスとしてマルチに活動 自分の経験を元にブログメディアを運営してます。 ▶twitterInstagram

ばなやで!

第5羽じゃなかった5話まできました!今回はニワトリファームとの出会いです!

ばな流ファームジョブの探し方

通常仕事を斡旋してくれるバッパー宿やブドウ畑の時のように力のあるエージェントを通さずに田舎で仕事を探す為に不可欠なモノ。それは車、グーグルマップ、根気。といった所か?!

とりあえず、グーグルマップ(衛生モード)見ながら畑の中のオフィスらしき建物目掛けて車を走らせ、『仕事探してるんすけどー』作戦を決行した。日本の就活しか経験した事ない人は、え?そんな事するの?って思うかもしれない。

でも、これ都会でもほぼ一緒で『レジュメ(履歴書)配り』で数撃ちゃ当たる方式は割と一般的なのです。

でも、見渡す限りのブドウファームなもんでどこも一緒『これからの季節は少しブレイクだよ』って。やっちまった、幾つかの作物を育ててる地域ならまだしもここはブドウ一択。近くにアボガドもあるらしいけど、時期は終盤。

もちろんだけど、半年以上オーストラリアに滞在してるもんだから口コミの情報が無いわけじゃないし、実際今ファームに滞在してる友達も紹介してもらった。

場所はDonnybrook 作物も数種類あるが、日本人多数含むよくあるアジア人バッパーって感じだったから少し考え直した。(※よく募集に書かれてるんだけど、日本人10%って行ったら香港人80%韓国人10%ってアジアに来た感覚になるやつ。)

それでも勢いで車買ってしまったのもあって、WA州から簡単に出れない。し、もっと重大なのは持病の腰痛の悪化により例え軽い作物であつてもファームジョブできる気がしない。。

農家が集まる場所って??

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八方塞りで失意の僕は、土曜日に学校の隣の敷地で行われる『ファーマーズマッーケット』と言われるマーケットに行った。そう、ここで農家の人と直接交渉して仕事を見つけるって作戦である。

広いとは言えないマーケットの中を一通り歩き、目星をつける。チーズ、リンゴ、野菜各種、はちみつ、アボガド、鶏卵、そして端から順に声をかけていく。

ことごとく断られるが、リンゴ農家は1月からなら募集してるとのことだった。(当時11月下旬)

そして、最後の鶏卵の売り場で
『Do you have any idea?』って聞いたら『やってるよ』って言って返事。

マジ?

『でもウチは特殊だから、、、時給は21ドルで、、、』

うん、21ドルだとこっちの最低賃金だけど全然悪くない!むしろ良い!

『家のレントが週350ドルだね!』

は??350??なにそれお宅タワマンですか??笑

週350って事は一ヶ月1400ドル世界最高家賃のシドニーのど真ん中でもシェアハウスの1人部屋が借りれるレベル。現在1ドル88円。

聞くと前はウーフー(農家のお手伝いする代わりに食と宿は無料提供される世界的システム)に手伝って貰ってたらしいんだけど、法改正でウーフーだと2年目のVISAが下りないから賃金発生させてるらしい。

つまりVISAの為に賃金は発生させるけど、家賃で回収するシステムに変更したって事ね。

一週間に5日で35時間労働って事は週の稼ぎが700前後になるから350ドル前後は収入が得られるけど、生活費でほぼ消える(税金をそこから30%取られるけど7月にほぼ全額返ってくる*今年度が最後!)。

うーーん。悪くない、、か。VISAも取れるし、2時に仕事おわるし、何よりお金の為だと思って働かなくていい。今日は◯◯ドル稼いだ!って考えるよりも、逆にプラスマイナス0だって考える方がなんだかモチベーションはキープできそうだ。。

この僕の理論、分からない人には分からないと思うけれど、お金の為だと我慢して嫌な仕事をすると仕事中の思考が耐えるんだ!!みたいにネガティヴになりがち。だから、お金貰えないと思って無思考で仕事した方が余計な事考えなくていいし、やってる事に意味を見つけ易いんじゃないか?って仮説です。

お金の為に働くのが辛いからお金をほぼ貰わずになんとなく働く方が精神に良いという理論。

まぁ、本音は仕事の有無が前日に決まる不安定さ、迫り来るぎっくり腰の再来、家で英語が通じない孤独、国家勢力とのやり取り。そのすべてに消耗されて逃げ出したくて仕方がなかった。

Welcome to egg farm!

翌週、少ない荷物をまとめてエッグファームに移動した。とは行っても車で10分の距離(時速100kmで10分だからけっこう離れてる)だから、買い物はまたこの街に戻ってくるんだけど。

そこはフランス人2人とイタリア人が居て4人での生活。

タワマン改め、窓からは牛、ガチョウ、野うさぎ、馬、エミューと様々動物に囲まれた、ザ・田舎の平屋。

6畳程の1人部屋に荷物を置いた。

4つ口のキッチン、ダブルシンクの台所、コの字型のソファー、テレビ、独立洗面台、庭にはハンモックにソファー、車の台数は気にしないくらいに停めるスペースもある。

オーストラリアの田舎生活では当たり前の光景だけど、これは都内だったらそうはいかないんだろうな。数億はするだろうか?

いったい何の為に働いているの?

この問いにお金の為、食べる為としか答えられないのは危ない。

今のところ僕はこの問いには『人のお役に立つため』がアンサーでこれが仕事の本質かと。そしてお金は得る事よりも使う先の方が難しいのだ。

フィンランドでベーシックインカムが導入される事になったけれど、もし最低限の生活が保障されたら仕事をやめますか?逆に何をしますか?

この都会に慣れ切った自分を見つめ直す為に、僕は田舎にやってきた。

自分探し、そう呼ばれても構わない。これで良いんだ、これで一安心だ、なんだか眠いよパトラッシュ。。と、言っても隣にはガチョウしかいないんだけどね。

 

つづきはこちら

第6話 ニワトリファームのお仕事大公開!〜生きるということ

コラム

お金の使い方。お金の使い方には3種類ある。消費、浪費、そして投資。ただ可能性としては『必死に浪費』すれば投資に変わるかもしれない。とも考えている。これは僕が20歳そこそこの時になんかで読んだ記事。でも、時間についても同じことがいえると思う。時間にも、消費、浪費、投資がある。お金の使い方は学べばすぐに変えれるが時間の使い方は習慣化する必要がある。僕の課題は今ココ。まわり道だとは思うけど、どうか何かに繋がってますように。。

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