シンガポールを実際に旅して考えたこと。

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ばな

ばな

[1986生まれ 大阪出身] フィジー留学の後、オーストラリアで2年美容師として働き2017年夏に帰国。フリーランスとしてマルチに活動 自分の経験を元にブログメディアを運営してます。 ▶twitterInstagram

空港を出ると、東南アジア特有のもわっとした空気が全身を包み込む。

2017年4月。僕はシンガポールに降り立った、オーストラリアワーホリを終了し、シドニーから約8時間の長旅だった。

シンガポールの治安

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対面式の電車を乗り継ぎ、友達の家に到着するまでですでに、この国の治安の良さを目の当たりにする事になる。

椅子の両端は優先座席になっていて、座席を必要とする人がいたら即座に席を立つ人。(日本と違って両端が優先座席なのは乗り降りのし易さの面でも◎)

深夜道に迷って現地の人に話しかけた時に

「excuse me!?」

って言ったら、

『what can I help you?』

って神対応されたり。

その他にも物乞いもないし、ゴミ箱の設置数も多く、綺麗で先進的な国だってすぐに分かった。

シンガポールの法律

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郷に入れば郷に従え。

と、いう事でシンガポールならではの法律がある。有名な『ゴミのポイ捨て』で罰金ってのもあるし、電車内での飲食は500ドルの罰金である。水もダメ。

(その他『ドリアンの持ち込み』も禁止になっているので注意したい。)

日本人が気をつけるべきなのは『ガムの国内持ち込み禁止』僕はそんな事しらずにガムを食べたら(しかも電車内で)同席していた友達から注意された。

どうやら、鳥が間違えて飲み込むのを防止するためらしいので、口臭予防はミンティアで。

シンガポールの人々

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自転車でも横断できてしまうくらいの大きさしかない、シンガポールには、まるで世界の縮図のように人々が集まっていて、それぞれがコミュニティを形成している。

チャイナタウン、インド人街、アラブ街、マレー系、コリアンタウン、、たった数日の滞在だったかまるで世界旅行したような感覚になる。

その中でも、ひときわ目立つのがインド人と中華系のアジア人だ。人口が世界のNo.1と2の国だから多くて当たり前なんだけど、それもまた世界の縮図だと感じた所以である。

シンガポールのご飯

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前途の通り、様々な文化が混じるシンガポールは美食でも有名な街。

アフタヌーンティーが50SD(4000円)するホテルもあれば、1SD(80円)でコーヒーが飲める現地のお店もたくさんあるのだ。ちなみにスタバの価格はコーヒーメニューで7.5SD(600円)とかなり割高。

えびめん、肉骨茶(パクテー)、飲茶にインドカレー、ラクサ。

あのね、美味しすぎですよ、シンガポール。

シンガポールの教育

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保育園は学校で勉強をする所である。2歳にも満たない子供が1人でバスに乗り込んで行く姿を日本で見たことはないだろうがシンガポールでは当たり前だ。

保育園兼学校が終わったら、習い事の場所までバスで移動する子供だっている。繰り返しが日本だと就学前の年齢である。

シンガポール人は小学校卒業時に今後の人生が決まる学歴至上主義で、一発逆転なんてあり得ない教育環境らしい。

逆転を狙いたいなら母国を出て海外の学校に行く人も多いらしい。

そんなシンガポールのお受験戦争を突破すれば、アジアのみならず世界で認められた大学に入ることが許されるのだ。(当たり前だけど東大よりはるかに上。)

シンガポールは実は少子高齢化

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マリーナベイサンズに代表されるモダン建築が立ち並ぶシンガポール。若者の街が多いと思いきや、実はシンガポール国籍に限って言えば日本と同様の少子高齢化の波は押し寄せてるらしい。

日本と違うのは、富裕層並びに移民の誘致に成功した事である。

シンガポールの富裕層

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シンガポールには富裕層が多い。それは政府の政策によるもので、ここまであからさまな、政策を打ち出す政府は逆に心地よさを覚えるくらい。

法人税は17%と低く、個人のキャピタルゲインの課税は0。

その一方で、自動車の関税は100%でナンバープレートの取得だけで100万円以上かかるのだ。

6世帯に1世帯が金融資産100万ドル以上を保有している一方で、持つものと持たぬ物の差は大きく広がるばかりで、一般市民の不満は時に爆発し大きな抗議デモになることも。

2016年だったかな。信号無視したフェラーリとタクシーの衝突事故の後に過剰な富裕層誘致に対する抗議が起きた事も記憶に新しい。

シンガポールで働く

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ある疑問にたどり着く。

熾烈な教育戦争を繰り広げ、富裕層誘致でどんどん富んでいく人。その影にはどんな世界があるのか??

いわゆるホワイトカラーの仕事と、それ以外の仕事には強烈な隔たりがある。

土地面積が狭く、エネルギー資源がないシンガポールは、稼ぎ、国力を得る事で世界中のあらゆる物を輸入してきた。

社会の発展に必要な労働力もである。

土地開発にはバングラデシュやインドから、メイドさんはフィリピンから。物価の安い隣国マレーシアからも毎日国境越えで働きにくる人のバイクの渋滞で溢れかえっている。

一方で、ホワイトカラーの仕事でシンガポールに移住するにはそれ相当の年収やスキルが求められる狭き門である。

繰り返しになるが、ここまで筋の通った政策は逆に心地が良い。

シンガポールは未来の日本か?

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シンガポールの急激な経済発展は外貨がなければなし得なかっただろう。それが、結果として国に活力をもたらした。

パナマ文書の暴露など、近年は富裕層の節税・脱税の問題は議論の的だが、現地の環境を見ると何も節税だけが移住の決め手では無いように思う。

海外の教育環境は1歩どころか2歩、3歩と先を言ってる事は知ってる人は知ってるのだ。

シンガポールの政策は、まだ浅い国の歴史と国土の小ささ故に実行できた好例だ。同じようなモデルを日本に落とし込むなら東京だけとかになるだろう。

なんで東京だけ?って言われても分からないけど、それだけ優秀じゃない人は必要ないというような排他的なメッセージを感じたのも事実。

綺麗で美しい、先進的な街並みが放つ無言のメッセージだったんだと思う。

『価値のある人材になれば、全てを保証する。』的なw

先進国になれば誰しもが陥いる人口減少のフェーズ。確かにこのままいくと日本は空き家だらけの高齢国家になるのは明らかだ。

僕はそれを解決するのはテクノロジーであって欲しいと願う。介護や医療インフラ、AIやロボットを駆使して人間があくせく働かなくても良い未来がこないかなーと。

働きたくないと言う訳ではなく、人口が減れば国の維持ができないって思うから。

バブル期を経て失われた10年が25年になった今、新しい日本3.0のフェーズで再び世界をリードしてもらいたいものである。

編集後記

記憶が新鮮なうちに書こうと、飛行機の中で脳内整理しました。

たった5日の生活と現地の声、あとホリエモンの本で得てた事前情報を組み合わせて書いたものであり、真偽は現地にあると思いますので気になる方は是非、シンガポールまで足を運んでみてください。

タイガーバームの創始者が作ったテーマパークがオススメですよん!

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