今日は香港の友達が3人カットしに来てくれて、インドの友達がお店に遊びに来てくれたそんな日。
オーナーに結構真剣な話されたのです。。
『バナ、あんたはいい奴だよ、
初めは全く言葉も話せなくて、、、
でも、今日は自分でお客さんを連れてきて、この職業を分かってる。
あたしが16歳でこのお店に来て、ジュニアで何も出来なかったけど、
昼はほら、近所のフルーツ屋に行けば「美容室で働いてるから、おいで!」って話して回ったもんだよ。
夜はパブに行ってさ。
周りに自分を覚えてもらって話して、
明るく振る舞ってさ
それでみんなにお店に来てもらうんだよ。
出勤して、たまたま来店したお客さんだけカットして、、帰る。
それは間違ってる。
お客さんが来たら、「名前は◯◯です!」ってまず名乗って…
「今日はありがとう、何か問題あったらまた連絡してね!」って言って…
それで、また来てもらう。
それがこの仕事。
またオーストラリアに来たらまた来ればいい。
あたしがこの店にいるかは分からないけど。
その時にまだいたら、あんたがココを買い取ってこのお店を続ければいい。
きっと上手くいくよ!
この仕事の本質を分かってるからね。』
って、言ったとか言わないとか。
彼女はもう還暦。ギリシャから出てきて、ジュニアから働いてそのままお店を買い取って、今に至る。
45年同じ場所で、ずーっと働いてきた人生ね。
想像できないよね。先輩すぎて。
現代の日本の美容業界の疑問ってのはたくさんあって、これから大部分のサロンの労働環境、福利厚生は必ず変化してくる。
それは間違いないと思う。
でも、例え変化があったとしても。
ブログやTwitterやインスタグラムからお客さんが集まってきたとしても。
オーナーが話してくれた本質はきっと変わらないと思う。
そんな1日の終わりの日記のようなブログ。
それでは!