餃子が食べたい!!
先日、急に僕の胃袋がうずき始めました。
こうなったら思考回路は餃子。脳内は幾つもの餃子に支配されています。「じゃ、餃子食べに行ったら良いやん!」ってことなんですけど、この時の僕の思考回路は違った。
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美味しい食べ物は誰かと一緒に食べるから美味しい。
そもそも、1人で飯を食う時は「飯を済ませる」と言いカテゴリー的には「摂取」
だれかとご飯を食べる時は「食事を楽しむ」と言いカテゴリー的には「食事」
そして誰かに料理を振る舞うときには「おもてなし」と言いカテゴリー的には「愛」
はい。後から見返したら恥ずかしくなるやつですね。
動機なんてどうでもいいんだけど、とにかく誰かと美味しい食べ物で時間を共有したくなって、なんなら「これ、俺が作ったんやで!どや!」ってしたくなったんです。
こんな時は、毎度お馴染みの阿佐ヶ谷のbarラマナピリカのオーナーに連絡です。
秒で決まりました。
ちなみに餃子は作ったことがありません
餃子を作るっしょ!
作り方は至ってシンプルです。
●ひき肉
●キャベツ
●ニラ
●生姜
をみじん切りに。
○醤油
○みりん
○酒
○塩胡椒
○カツオダシ粉末
を適量に混ぜて、包んで焼くだけ。
でも今回の主役は実はソースです。ソースは前のブログで登場したタイソースです。前回は生春巻きて合わせたヤツで完全に美味すぎるソース。
餃子を作って売りました。
バーで提供するという事で、6つ500円の値段設定でオーダーを取って売っていきます。
ー焼き方ー
●ごま油を引く
●餃子を並べる
●焦げ目がついたら水を入れて蒸し焼き
●蒸したら水分を飛ばす
●もう一度ごま油をすこし垂らしてフィニッシュ
です。
見事、美容師餃子完売!
22時くらいから焼き始めて午前3時に最終オーダーを頂いて完売しました。
100個作って20個くらい食べたから約80個が売れた計算です。しかもラストのお客さんは同じ年の飲食店オーナー。笑
なかなかシュールです(そわそわした。)
今回の学びまとめ
twitterにも上げましたが、調味料を自宅から持ってきたにも関わらず、原価率50%という飲食店としては異常な効率の悪さでした。笑
完全に原価高騰の理由はソースに使ったパクチーとライム。
でもね、普通の餃子だと絶対に王将に勝てない。
王将は安いし、美味いんだもん。
餃子で勝負する以上、同じお金出すなら王将に行って餃子食べた方がた方がいいって思われちゃったら意味がない。
その為にこだわる所はソースやと思ったし、勝ち負け別にして『価値』を売るための工夫が『タイ風』やったんです。
そりゃ、王将で1人で食べる餃子とバーでヤイヤイワイワイしながら食べる餃子は全然違うし、戦うフィールドでは無いかもしらん。
でも、やっぱり何かしらの価値を提供したかったし、個人が大きな舞台で戦うには強みが必要なんですよね。
来てくれた人、本当にありがとうございました。
いやー、餃子焼いたー!!なんなら酒も作ったーー!!
ってな感じで美容師だけどバーテンやってました!!
仕事がないなら作ればいいってほんとその通りで、でもそもそも楽しくなければやらないし、一番重要なのはソコ。
仕事がつまらないって人は、仕事を楽しむ工夫をしたら良いと思う。
— 俺やで、バナやで。 (@banaocreation) 2017年11月20日
これが一つの仕事の作り方なんかなぁと勉強になりました。なにより、めちゃめちゃ尊敬接客をするバーテンダー増谷の隣で空間演出出来たことが嬉しかったです!!