↑こんな記事がSNSで出回っていました。
書かれていた事は、日本中どこにでもありふれているこういう会話。
日本のある男性の知り合いが、ドヤ顔で僕に言いました。「ランチに500円以上かけるヤツ、バカよ。今はワンコインで十分美味いんだから!」
日本のある女性の知り合いが、勝ち誇った顔で僕に言いました。「無料のクーポン雑誌をうま~く利用するから、アタシ、ここ数年、正規価格で美容院行ったことなーい」
記事を書いた人は、こんなありふれた会話の中に疑問を投げかけます。
その安売りのしわ寄せは、当然人件費に反映されてくるのです。
価格競争の恩恵を受けているつもりが、労働提供する側も、価格競争に巻き込まれるのです。
ランチはワンコインで済ます♪とドヤ顔してる場合じゃない。さらにスゴいドヤ顔で、その分、おまえの雇い主はおまえの給与を削っていく。
クーポン女子が、どうして貧乏なまままのか。そりゃみんながクーポン使うから。貴女のお客もクーポンを使う。その割引分は、もちろん貴女のオーナーは負担しない。貴女のサラリーが負担する。
前述の女性はマッサージ師でした。「今の客はみーんなクーポン使ってくるの!」と不機嫌な表情で言いました。とてつもない矛盾に気付いてるのかどうかわかりません。僕にはコントに見える
モノではなく体験を売るという事
最近読んでる本、【安売りするな「価値」を売れ。】に、
『たくさん似たような会社がある中で、お客様はどこからでも買っていい
(または、買わなくて良い)
選択肢がありながら、どうしてあなたの所で買わなくてはいけないのですか?』
という、痺れる質問があります。笑
これ、すごく考えさせられますよね。もしこの答えが「安いから」とか「近いから」とか言う人はとても危険。
なぜなら価格で選んでいるお客様は、あなたの店よりもっと安い店があったらすぐ浮気をしてしまうからです。
僕が生業としている、美容室という仕事では、皆が横並びのメニューを掲げています。
カット、カラー、パーマ、トリートメント、、、
さらに、この本は追い打ちをかけてきます。
冒頭の、ワンコインでおいしいランチはこの時代いくらでも食べれると言う話を思い出してみてください。現代の日本ほど、素晴らしい商品(それでいて安い)にあふれている国なんて、先進国中探しても見当たるはずがありません。
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必要なのは圧倒的顧客目線
僕が、日々twitterで呟いてる事の一つに『圧倒的顧客目線』というのがあります。
少しの意識なのですが、自分が財布を開ける時に
『なぜ、数ある商品の中からコレを買うのか?』
または
『なぜ、迷ったけど買わなかったのか?』
理由を自分に問いかけてみてます。
(良かったら試してみて下さい( ^ω^ ))
なんとなく消費する行動を見直して、消費に理由をつける。その繰り返しで顧客目線が鍛えられる。そんな気がします。
独自性は好きでやってれば出てくる。
この本の36ページに孔子の言葉が引用されていました。
意味は、
どんなに優れた知識を持っている人も、熟練した能力持ってる人も、そのことが大好きだと言う人にはかなわない。
そのことが大好きだと言う人も、それを楽しんでいる人にはかなわないと言う意味です。
まとめ
先日のツイートにも、こんな事を。
自分見てきた、良い物や悪い物、たくさんあるからこそ、
シンプルに『お客様に支持されたい』としか今は言えない。
美容師うんぬんじゃなくって、仕事の本質だと思うんだよね。
美容室の競争が激化してきてから、小手先の技術に目が行きがちだけど、本質はお客様。
— 俺やで、バナやで。 (@banaocreation) 2017年12月5日
集客だー!ブログだー!ホットペッパーだー!っと言われる世の中ですが、圧倒的に接客してる時間が楽しいですよね。
僕が個人でマンツーマン施術で美容師をやる以上は、担当できる人数も限られてきます。
今はこれだけ発信できる時代なので、まずは自分の事を知って貰って、少しでも興味があればご来店頂ければ…なんて思います。
その方がお互いに良いマッチングできると思うので。
ってよく考えたら前にも、↓同じような記事書いてたわww
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