美容室の離職率が問題だー!ってのは、知るかぎりかなり昔から聞きます。
ナゼでしょう??
そんなモヤモヤを先日の連続tweetより。
そもそも、美容室は不可能ビジネス。
アシスタントを雇う→スタイリストに育てる→売れっ子にする→アシスタント雇う→やがて席が足りなくなり出店。増収・増益・『増員』しなきゃならないビジネスで、増員は限りがあるから、膨張した風船はいつか萎む。
— 俺やで、バナやで。 (@banaocreation) 2017年12月5日
は?ネガティブ言ってんじゃねーよ、って言われるかも知れないけど、これは新卒で入ったサロンで申し込んだ1番最初の講習で習って1番衝撃を受けた内容です。
そう、まだ青山のGAMOが前の場所にあった時の話。
— 俺やで、バナやで。 (@banaocreation) 2017年12月5日
現状の美容室のあり方は『不可能ビジネス』であるが故に、離職・独立があって成り立つバランスの上にあるので。
オーバーストアだとか、離職率が高いのは、至極当たり前で、今更感しかない。
オーバーストアは市場が決めるもの。
— 俺やで、バナやで。 (@banaocreation) 2017年12月5日
で、僕の解としては『2年の時間と200万払って、シャンプーすら実務で出来ない仕上がりの学校教育』をどうにかする事が、美容師に選択肢と少しばかりの自由をもたらすと思うよ。
というものである。
— 俺やで、バナやで。 (@banaocreation) 2017年12月5日
全く不本意な形もあったけど、国内数社数店舗、海外数社数店舗、この歳にしては内側から見てきた数には割と自身がある。
ある種、見えてきた業界の内側の部分は残念な事が多かった。スレた考えになっちゃってけど、それも悪くないかなとは思ってる。結局は自分。
— 俺やで、バナやで。 (@banaocreation) 2017年12月5日
経営者として目指すべきは、ハサミを置いてもお店が回る状況。
1美容師として目指すのは、仕事が無くなっても、食べれるようなセフティーネットを作ること。
前者はスタッフが、後者は自分の家族が食べていけなくなるから。
— 俺やで、バナやで。 (@banaocreation) 2017年12月5日
自分一人が生きていくだけなら、別に離島だって構わない。
仮に海外だって、ある程度英語が話せる事によってハードルは下がった。
んじゃ、なぜ今東京にいるか?
勝負する心意気は常に持ってこう。
— 俺やで、バナやで。 (@banaocreation) 2017年12月5日
すべては、圧倒的顧客目線と継続。
ニーズに合った価値を提供して、自分自身が仕事に楽しく向き合えば、自ずと人は集まってくるはずなんだよね。自戒。
まずは基本に忠実にスイングするだけ。ヒット1本の積み重ねがイチローを作ったのだ。
— 俺やで、バナやで。 (@banaocreation) 2017年12月5日
自分見てきた、良い物や悪い物、たくさんあるからこそ、
シンプルに『お客様に支持されたい』としか今は言えない。
美容師うんぬんじゃなくって、仕事の本質だと思うんだよね。
美容室の競争が激化してきてから、小手先の技術に目が行きがちだけど、本質はお客様。
— 俺やで、バナやで。 (@banaocreation) 2017年12月5日
現状マンツーマンで接客やってますので、言えることは対お客様の部分でしかないシンプルな世界を生きてます。
店舗を持っての独立ではないので、ちゃんとした経営者の目線にはもちろん立てておりません。
マクロの世界で生きております。
で、同時刻のtweetでは、、、
だからこれこそ前から言ってるけど、美容室経営者が1番キツイ時代くるってばよ。
なんでわからないの。
— 木村直人 【air】 (@air_kimura) 2017年12月5日
そもそもキツイところで働く必要なくなるんだから、ドヤな人のとこで働くわけないだろwww
— 木村直人 【air】 (@air_kimura) 2017年12月5日
普通に考えたら独立選ばない人の方が賢いと思うんだがw
ちゃんと推移見てるとは思えん
— 木村直人 【air】 (@air_kimura) 2017年12月5日
雇ってる側、働いてる側色々あると思うがリスクは雇われは気付かんかもだけど、雇ってる側がいつも背負ってるし、雇われてる側はパフォーマンスが至ってなくて下に見られる。
雇われの人も雇用側にあっと驚くようなパフォーマンスを出して見せつける時。
— 木村直人 【air】 (@air_kimura) 2017年12月5日
発言だけなら全然いい。そんなのは自分もいう。
ただ、魂の問題。
人生かけるかの問題。
わたしゃ会社にBETした人だからねぇ。
— 木村直人 【air】 (@air_kimura) 2017年12月5日
勝手にまとめ
美容業界の離職や独立での退職率の多さは、今に始まった事ではない。
だけど、今後は美容室経営も厳しくなる見込み。
(というか、日本経済自体が高齢化と人口減で先行きが見えない状況なのは確か。)
雇われながらも結果を出して、新しい働き方や事業展開を提案できるくらいのレベルになろうぜ!って事ですかね。
業界云々のことは海外に行ってたときから書いてたので、バックナンバーが気になる人はコチラからどうぞ。
え??よく気づきましたねwww
この記事のエントリー日付が2016年だって事に。
公開日時はいじってます。だってこんな記事はお客様に関係ないもんトップページに表示されないように過去記事化しています。美容師さんがSNS経由で読んでいただければいいくらいに思ってるので。ちなみに、FBの公開範囲もいじってます。