おじさん(おばさん)美容師って世の中にいなくないですか??
って、聞かれる事ないですか??
なぜ、30代40代の現役美容師さんって少なく感じるのでしょうか??
実際に理美容ニュースによると
男性の理美容師は20〜34歳までで約9割を占め、35歳以上は12%、40歳以上になると6%しかいない。
と、あります。この原因は何なのでしょうか??
- 身体的
- 精神的
- 金銭的
の3点から考えてみようと思います。
30代美容師の身体的寿命。
美容師が直面する身体的な問題としては、
- お昼ごはんを食べれない問題。
- 長時間拘束問題。
- 立ち仕事キツイ問題。
が挙げられるます。
お昼ごはんを食べれない問題。
正直、20代だと全然気にしなかった。
好きな仕事やって、お客様にあふれて、忙しくて、うぉー!!今日も頑張ったー腹減ったー!!みたいな。
でも、30代突入すると違います。
SNSで割と重めな病気にかかる同級生の報告がチラホラ、、
ガリガリだったのに、急にお腹が出てきたり、、、
明らかに自分の体調の変化を実感しやすくなります。
それでも、お昼ごはんにはコンビニのおにぎりを1つ2つ急いで食べれれば良い方だったりしませんか??
それ、個人差はあれど、絶対どこかで身体を蝕んでます。
長時間拘束問題。
これも、20代の時は全然よかった。
なんなら、仕事終わりに練習して、終電乗り遅れたけどハイテンションうぇーい!!みたいな。
でも30代でそれはキツイ。
人生に残された時間がだんだんと減っていってると自覚する中で、いくら可愛い後輩指導や好きなクリエイティブ活動とはいえ、仕事終わりが毎日23時、24時だとキツイです。
あれ、俺の伸びしろってまだあるかな?って不安になります。
立ち仕事キツイ問題。
僕は25歳までは全然余裕でした。そう、
ギックリ腰を患うまでは。
コレは個人的ですが、たまに寝返りもキツイ時があるんです。
根本解決しようと筋トレしたら逆に痛めたり、、、
ギックリ腰になったら1週間は歩行すらままならなかったり、、、
その度に『何歳まで働けるか、、』とネガティブな気持ちになりますが、身体の健康は一生の課題。
スポンサードサイト
30代美容師の精神的寿命。
次、精神的ってなんぞやって所ですが主に『転職組』がコレにあたります。
- 先輩がかなり年下。
- 後輩に売上負けた。
実力が数字で生々しく、バックルームに張り出されたりする訳です。30代ともなれば変なプライドが邪魔して居心地が悪くなる訳ですね。
さらに、情報弱者で固定概念が抜けてない場合は老害となります。
『えっ?仕事中にスマホで撮影?ふざけるな。』
『SNS集客だと?邪道だよ!』
『スタイル動画?YouTube??インスタグラム??そんなん意味あるの??』
『僕のインスタ??フォロワー150人でラーメンの画像ばかりですが、、』
上のフレーズのに心当たりがある方はヤバイです。
30代美容師の金銭的選択。
30代以降の美容師さんは2つの選択に迫られるとよく言います。
- 独立
- 退職
生々しいけど、事実です。
前途の通り、体力の衰えを感じ始めると自分の美容師としてのピークがそろそろなんじゃないか??
と、考え始める人も多いのではないでしょうか??単価を上げて入客数を下げることが出来れば良いですが、それを可能にするには指名売上がある人のみです。
独立して美容室を経営すれば、パフォーマンス次第では給与所得を上回りますが、現在の美容業界は10軒開業すれば9軒廃業するような世界です。
人生100年時代はライフステージも変わる。
さて。
あなたが、独り身ならまだしも、結婚や子供が出来たりだと、これから40代にかけて、お金が必要な時期が続きます。
だけども、体力的な衰えがやってくる中、自分の給料の伸びしろはまだあるでしょうか??
人生を100歳まで生きるのが当たり前になれば、出来るだけ長く仕事をしなければなりません。
眼や耳や手が衰える中、このままプレイヤーで仕事を継続できるでしょうか??
およそ2000万円が平均とも言われる退職金はあなたの会社にありますか??
そして、、、
2040年には2000万人ほど日本の人口が減りますが、美容師・美容室の数は今後どうなるとお考えですか??
予測できる未来は回避可能。
だがしかし、事実です。
自分も30代に突入した今、30代美容師は色々と考える事はあると思います。
今回は、そんな30代美容師の悩める原因を『身体的・精神的・金銭的』から分析してみました。
ただ、予測できるなら対策は可能ですね?
転職する事も、副業する事も、生活をダウンサイジングする事も、
もちろん、稼ぎ切ってリタイアする事も、戦略を立てて美容室を経営し続ける事も。
という、あなたは『1万時間の法則』ってご存知ですか??何事も1万時間程度費やすとプロ(その道でお金を稼げるようになる)と、言われる法則です。
つまり、フルタイムで3年ちょい。
兼業だろうが、副業だろうが、転職だろうが、あなたには何だってチャレンジする時間は残されてるんです。
本気で取り組めばね!
という人は、まず転職エージェントに相談しましょう!
こちらの記事もオススメ。
▷日本で年収が中央値の人が、貯めるべき老後資金は◯◯◯◯万円?!