目次
- 1 海外で美容師するならワーキングホリデーが手っ取り早い。
- 2 まずはオーストラリアの生活って?
- 3 違法労働や違法ハウスに注意
- 4 何故違法賃金が蔓延してるのか?
- 5 違法ハウスも多い?
- 6 解決策は?
- 7 美容師の仕事の見つけ方
- 8 オーストラリアの美容師に必要な技術
- 9 バリカンカットの必要性
- 10 ブロー技術の必要性
- 11 フォイルワークは信頼されてから
- 12 カットは日本の美容よりもベーシック寄り
- 13 海外美容師に必要な英語力
- 14 英語を話せない→現地の美容室に採用されない→仕方なく日本人経営のサロンで働く事になる。
- 15 言葉を話せないというのは、そういうレベルです。日本人は英語を話せるのに使い方を知らないだけ。
- 16 渡豪前に語学学校は通った方がいいよ。
- 17 美容室で働くにはまず英語力が大事!
- 18 だけど、英語が全く話せないと信頼はされません。つまり、指名に繋がりません。
- 19 って事で、10ドルカットのサロンにしか就職できません。もしくは日本人経営の美容室。
- 20 ワーホリ美容師のリアルなお金の話や勝つための情報。
- 21 ●海外での価値を逆算して自分が採用されやすいお店を見抜く具体的な方法。
- 22 日本人美容師に求められているモノとは??
- 23 ●具体的なショッピングセンター
- 24 ●英語のレジュメ(履歴書)の書き方。
- 25 ●シドニー、メルボルン、パース、で働いたお店の気になる給料公開とオススメの店舗!
- 26 ●日本人経営サロンの実態を暴く!
- 27 ●美容室英単語公開!
- 28 でも、それは例えるならグローブ無しで野球するのと同じです。相手の言葉をキャッチできないんだからそういうことです。
●海外ワーホリ美容師!オーストラリアで働いた2年間を全公開します。
海外で美容師するならワーキングホリデーが手っ取り早い。
海外で働きたい!っとなった時にはワーキングホリデーという制度が非常に役に立ちます。
ワーキング・ホリデー制度とは,二つの国・地域間の取り決め等に基づき,各々の国・地域が,相手国・地域の青少年に対して自国・地域の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため,自国・地域において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度です。(外務省ホームページより)
という、制度で協定を結んでる国に長期で滞在することができ、『ホリデーを充実させる為の資金』として現地で働くことが許されるVISAです。
ここで注意したいのはワーキングホリデーとはVISAの名前だという事。働ける保証はどこにも無いし、360°全てが自己責任です。ここは始めに注意してください。
ワーホリに付いては*ワーホリで実際シドニーに住んで感じたこと。ワーホリ入門編
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まずはオーストラリアの生活って?
まずは海外生活のお話です。
日本人がワーキングホリデーを考える時に候補に上げるのはオーストラリアとカナダが多いと思います。
美容師でワーキングホリデーだとイギリスも人気だと思いますが募集人数の1000人がかなり狭きハードルで抽選に通るしか方法がありません。
なので僕はオーストラリアに行きましたが、温暖な気候と広大な大地、国外からの移民に対して寛大で人種差別も少ないので過ごしやすいですね。
そもそもオーストラリア人のほとんどはイギリスからの移民です。オーストラリアはかつてのイギリス植民地時代に流刑地とされていました。そして、囚人によっと各都市が開拓されていったという文化があるのでいろんな人種や考え方が当たり前に根付いて、異文化を受け入れてくれやすいのです。
違法労働や違法ハウスに注意
僕は2年間オーストラリアで生活をしてきましたが、見たくないものも見えてきました。
例えば違法労働。オーストラリアは最低賃金が高い国で有名でその金額は州により違いますが概ね18ドル以上。祝日や日曜は場合によっては時給30〜40ドルというのも夢ではありません。
しかも年々最低賃金は上昇し2017年度は全体で3.3%の賃上げになりました。
だけど、各都市に蔓延する違法労働は最低賃金以下で働かせるばかりか、現金支給の為に労働者が得れる権利もありません。例えば、通勤中の事故や勤務中の怪我も自己責任となります。
何故違法賃金が蔓延してるのか?
単に脱税の意味も込められてますが、学生やワーホリVISAでの一時的な労働者は英語力や専門スキルに乏しく受け入れ先の企業が限られてきます。その為足元を見られて安い賃金を提示されるというような悪循環です。
加えて、日本文化では面接時に給料を交渉するということに慣れてません。欧米文化では面接時に「自分は仕事がこれだけできるから〇〇ドルは欲しい」と交渉するのが当たり前なんですね。
違法ハウスも多い?
オーストラリアに住む人はシェアハウスを選択する人がほとんどです。1部屋を1人で借りる場合もあれば2人、3人、4人、5人でシェアする事もザラです。
オーストラリアの法律では部屋数によって住める最大人数が決められてます。
だけど、違法ハウスは部屋は人でぎゅうぎゅう、リビングも仕切りをつけて人が住んでるとかも多いです。リビングにブルーシート貼ってのテント生活をしていた人も居ました。
解決策は?
悪い事ばかりに聞こえますが、最初からそういった情報を知ってれば回避するor覚悟することができます。
違法労働したくなければ、英語力をつけること。と働く場所を見つけるコツを知ること。
違法ハウスに住みたくなければバスや電車を使って少し離れた場所に住めば良いだけです。
美容師の仕事の見つけ方
美容師の仕事に限らず、オーストラリアでの仕事の見つけ方で最強なのは『コネ』です。
でも、最初から自分を推薦してくれる人なんて、まず居ないので現実的には自分で仕事を探す力、つまり運と根気が必要です。あと少しの戦略。それは後で書きますね。
さて、一般的にはネットの求人募集を見るのが一番最初にすることだと思います。日本語版は地域によって違いがありますが、jams、cheers、日豪プレス、英語版が良ければガムツリーやseekなどです。
そしてもう一つの方法が『レジュメ配り』です。これは履歴書を印刷して働きたい所に直接持って行き『私を雇って!』と言うことです。
日本じゃ考えられないけれど、オーストラリアではとてもポピュラーなやり方です。ちなみに僕はレジュメ配りとコネ(紹介)で美容室の仕事を見つけました。
オーストラリアの美容師に必要な技術
大前提ですが、ここで言う『オーストラリアの美容師』というのは白人(欧米人)を担当する時に必要な技術のことです。もちろんアジア系の美容室で働けばまた求めれれることも違うと思います。(中国人に多いのは刈り上げの正確さとか、強めのパーマを意識するとか。。)
女性を担当する時に必要な技術は
●ブローでカールをつける技術。
●ブラントカットを正確に切れる技術。
●ハイライトを細かく入れる技術。あと英語力。
男性を担当する時には
●バリカンで細かくグラデーションをつける技術。(スキンフェード)
あと英語力。
バリカンカットの必要性
男性のカットに関しては日本のようにワックスで束感を出すようなスタイルはまず無くて、襟足やサイドの髪はバリカンで刈り上がってる可能性が高いです。ってかそれしか無いです。
日本の大学生みたいなショートレイヤーなんて皆無。
そして、男性はみんな自分のお気に入りのナンバーを持ってる。
ナンバーってのはバリカンのアタッチメントの事で、no.1が3mm、no.2が6mm、no.3が9mm、no.4が1.3mmです。
ちなみにアタッチメント無しが0、トリマーが00、その下はシェーバーやレザーになります。
講習に行った時の動画を貼っておきます。
ブロー技術の必要性
続いてブロー技術。
これはロールブラシでカールをつける技術や、日本じゃなかなか見ないようなくせ毛の人をまっすぐにする技術が必要になります。
欧米人女性の髪は濡らしただけで絡まり、乾かすと広がります。毛量はアジア人より遥かに多く、とても細い髪です。(こればっかりは体験するのが一番てっとり早く理解できると思います。)
なので毎日シャンプーすることは無く、お出かけの前にはシャンプーブローで来店される事が多いです。
ちなみに欧米人がメインのサロンのメニューにはパーマが無く、世の中に溢れてる外国人風パーマというのは、くせ毛かブローで作られたカールです。
こちらも動画を貼っておきます。
フォイルワークは信頼されてから
続いて欧米美容師が多用するフォイルワークです。
ご存知の方も多いと思いますが、ナチュラルに金髪の欧米人は、ほぼ居ません。
ほとんどの人がブロンドヘアーに染めてて、地毛はダークブラウン。もちろん日本人に比べてアンダートーンに赤みは少ないです。
って人もいるとは思いますが、欧米人の多くは成長する過程で髪の色が暗く変わります。
なので、ナチュラルに髪を明るくしたい要望が多く、欧米美容文化ではハイライトを入れるメニューが発達したんですね。僕の場合、結果からしてハイライトをがっつり入客する事はできませんでした。
カラリストとカッター、両方できる人が混在するサロンだったのもありますが、分業体制だったので僕はカットメインで担当していました。
入社の時点で
なんて言ってしまったのが良くなかったです。この記事を読んでいる方はぜひ「ハイライト、得意っす!」って言って挑戦してみて下さい。
カットは日本の美容よりもベーシック寄り
これは勤務地によりますが。。
別店舗のヘルプも含めるとオーストラリアで働いた美容室は8店舗(うち日系サロン1店舗は半月で辞めた)
ですが、店舗によってスタイルのばらつきがあるものの、女性は主にロングヘア〜ボブで、ベーシックカットがメイン。
シティの店舗だとアンダーカットやボウルカット、モヒカン、クレイジーカラーなどもあると思います。
あ、なんで日系サロンをすぐ辞めたかと言うと完全に違法賃金だったからです。
気になるお金の部分も後述ささて頂きます。
海外美容師に必要な英語力
なんで、日系サロンの賃金が違法労働かというと日本人は満足な英語を話せないからです。
英語を話せない→現地の美容室に採用されない→仕方なく日本人経営のサロンで働く事になる。
という黄金の法則。
たけど、日本人は英語話せるんです本当は。
って英語で言って下さい。言えるでしょ?文法や時制が間違ってても伝えれるはず。
それでも『いやいや全く言えないっす。』って人はもっと自信持つべき。
では同じ文章をタイ語で言ってみてください。
。。。。。。無理でしょ?全く無理でしょ?
言葉を話せないというのは、そういうレベルです。日本人は英語を話せるのに使い方を知らないだけ。
渡豪前に語学学校は通った方がいいよ。
僕はフィジー留学を3ヶ月しましたが、語学留学は本当に挟んだ方がいいです。
できるならグループレッスンのフィジーよりマンツーマンで安いフィリピン留学がオススメです。
ワーキングホリデー中に現地の学校に通う事とできますが、VISAの期限を無駄消費するのでオススメしません。語学学校の時間、求職活動の時間、どんどん自分の持ち時間が削れていきます。
例えばあと2ヶ月でVISAが切れる人を雇う企業ってめっちゃ少ないし、経営ヤバイ企業だと思うので、VISAの期限はたっぷり残してから望みたいんです。すべて前倒しでした方がいい。
美容室で働くにはまず英語力が大事!
語学留学にしろ、オンラインで学ぶにしろ、英語を事前に勉強する事は必須だと言いました。
ぶっちゃけ、仕事中に使う英語は簡単な表現で対応できるし、ヘアスタイルは画像を使って共有する事もできます。
だけど、英語が全く話せないと信頼はされません。つまり、指名に繋がりません。
つまり
英語が多少話せなくても、仕事はできる。
が、
英語が話せないと、指名がつかない。
って事で、10ドルカットのサロンにしか就職できません。もしくは日本人経営の美容室。
ワーホリ美容師のリアルなお金の話や勝つための情報。
それでもやっぱり海外で美容師したいですか?
僕はオーストラリアのことしか分かりませんし、海外の経験も2年だけです。
でも今後オーストラリアにワーホリして美容師したい人には、この先2年間で得れる分の価値のある知識は持ってると思います。
ここから先は『オーストラリアで美容師をしたい!』って人のみぜひ読んでみて下さい。大手メディアのでは再現できないナマの実体験情報が満載です。
内容は、
●価値を逆算して自分が採用されやすいお店を見抜く具体的な方法。
→リアル店舗情報で効率的なレジュメ配りを!●英語のレジュメ(履歴書)の書き方。
→僕の書いた履歴書サンプル/オーストラリア人が書いた履歴書サンプル。●シドニー、メルボルン、パース、で働いたお店の給料全公開とオススメの店舗!
→採用までの経緯や待遇、実務内容。●日本人経営サロンの実態を暴く!
→違法労働のサロン実態、就労VISAが取れる日系サロンとは?
●海外での価値を逆算して自分が採用されやすいお店を見抜く具体的な方法。
これは、単刀直入に『貴方がサロンで働く事のサロン側から見た価値、利益は何か?』
という事を逆算する必要があります。真面目に働く事や掃除する事なんかは、見習いがやる仕事で直接の価値にはなりません。カットができる等の技術的な部分はサロンで働く以上はあたり前のことなので、逆に接客含め、欧米人に慣れてない部分があれば大幅にデメリットになります。
客観的に見て、貴方(日本人)の価値は
◯アジア人である。
◯男性であるor女性である。
◯短期で働ける。
です。
特に長所ではなさそうな、性別やアジア人であるという普遍的な部分にどう価値見出すのか?
◯アジア人が希少な所で働く。
◯性別が偏ってる所で働く。(男性なら女性が多い職場、女性なら男性が多い職場を指します。)
◯短期で求人してる(人手が足りない)サロンで働く。
です。
具体的に何処にエントリーすれば採用してもらえるのか??
持論からいくと、ショッピングセンターが最適解です。
これはシティの中にあるほとんどのお客様が徒歩や公共機関でくるショッピングセンターではなく、少し郊外に位置し、ほとんどのお客様が車でやってくるようなショッピングセンターの事です。理由としては、少し郊外の大型ショッピングセンターは圧倒的に欧米人の比率が高い。現地の人が多いのです。でも、たまにアジア人が来るんです。その時の貴重な受け皿になる。
つまり、アジア人はアジア人にカットしてもらえる事に安心感を得ます。そのお店のアジア人枠になるということ。
→アジア人の少ない所で働く。
男女比は運もありますが、基本的に意思疎通のできる同性に担当して貰いたいものです。男の場合で、スタッフが女性だけで気まづいと思っていたら案外採用される事もあります。女性の場合は男性が多めの職場だと可愛がってもらいやすいはずです。
→性別が偏ってる所で働く。
大型ショッピングセンターは郊外にあるので求人をしている場合が多いです。
理由は、
- 「シティに比べて求人してもスグに人が来ない」
- 「オーストラリア人が働いてるのでスタッフがホリデーの期間だけポジションが空く」
- 「ショッピングセンターそのものに、集客が多くウォークインのお客様が多い。」です。
→求人しているサロンで働く。
正直な話、アジア人だとか性別だとかは後付です。
強みというよりは弱みになることの方が多いかもしれません。でも、「ココで働くの俺には無理かも。。」って所で案外採用されるもんです。言いたいのは、マイノリティーを感じるて臆病になるよりも、逆に強みだと思って立ち向かう気持ちです。そもそも海外で経験のない人からしたら未知の領域なので当たり前ですね。自分の幅を狭めるようなことは辞めましょう。海外に来たら挑戦してなんぼです。
つべこべ言わず流行ってる店にアプライしましょう。
日本人美容師に求められているモノとは??
では、相手が自分に何を求めてくるかです。
◯メンズカットの正確さとスピード
◯ブロー技術
◯削ぎの技術
せいぜい3回ほどしか担当できないので安定的な売上にはならないからです。男性のお客様が多い場合、的確に技術が出来れば来店周期が短い分、短期間でも指名売上がついてお店に貢献できるようになります。なので「男性カットを短時間で終わらせれる」ことはアピールポイントになります。
目安としては激安店では10分、そうでない場合は「20分でカットできます。」って面接時に言えばいいと思います。日本人は自分の技量以上のことを言うのは気がひけると思いますが、欧米文化では自信の無さのほうが問題になります。
女性のウォークインで多い施術はカットとブロードライです。カラーをしたい人は指名の場合が多く担当者が決まってしまってるので、カラーでの次回来店をおすすめして仕事を獲得して下さい。
カットは写真でのイメージ共有が出来るので問題ないとして、日本人の課題はブロードライ。最低でも欧米人の髪質に合わせたブロー技術を学んでください。YouTubeのTONI&GUYの動画なんかは技術も英語もすごく勉強になります。
また、日本人はアジア人なので、アジア人のウォークインが入ってきた時に価値を発揮します。特に中国人系の硬い髪質に対しての削ぎの技術は、一般的な欧米人美容師よりも高いといえます。逆に言うと肩下以上のレングスに削ぎの技術を多用すると髪質上スカスカになってクレームになりかねるので注意して下さい。
日本と海外美容のそもそもの違いは過去記事を参照してね。
海外の美容室技術と日本の美容室の技術の違いを、現役美容師の僕が教えます。
●具体的なショッピングセンター
基本的には働きたい街でgoogle検索してショッピングセンターを探す作業や地元民に「郊外の大きなショッピングセンターはどこ?」って聞けばOK。くれぐれも中心地のCity内のモールは激戦なんで採用される可能性が低く、雇われても違法賃金の可能性が高いです。
違法賃金の仕事についてはこちらを参照。
オーストラリアワーホリで違法の給料もらって働くって税金未納ですよ!?
◯メルボルン「high point shopping center 120-200 Rosamond Rd, Maribyrnong VIC 3032 オーストラリア]
ANTHONY’S HAIR AND BEAUTYというお店で面接までいきましたが、別のお店の採用が決まったので、実務試験の前に辞退しました。朝からお客様いっぱいでオススメです。
◯パース「Claremont Quarter 9 Bay View Terrace, Claremont WA 6010 オーストラリア」「Galleria Shopping Centre Collier Rd & Walter Rd W, Morley WA 6062 オーストラリア」
僕が働いてたお店のあるショッピングセンターです。多店舗展開してて、クレアモント店は女性客多めでした。Galleria Shopping Centreのお店はメンズ客が多めです。
ググってショッピングセンターの画像を見てもらうとわかると思いますがかなりでかいので、ショッピングセンターそのものに集客力があります。そういうところがオススメです。貴方に集客力があるなら別ですが。。
●英語のレジュメ(履歴書)の書き方。
こちら、僕が書いたレジュメの現物です。画面で見切れてるところは名前と電話番号が入るくらいのシンプルな物で、日本のように顔写真は要りません。
文法的に合ってるか定かではないですが、参考にして下さい。
当たり前ですがパソコンで作成して図書館などで印刷します。
使用単語 summary-要約 highlight of qualification-主な経験 confidence-信頼できる、自信がある flat curl-平巻きみたいにネジレのないカール tight curl -強いカール お客さんを表現する時に、customer/client で別れてるので統一したほうが良いですね。 clientの方がよく使ってました。
続いて、Melbourneで働いていた時にレジュメを配りに来た人が居て、入手したので見比べてみましょう。
これ以前のページは経歴なので省略します。
“I have attended various educational seminars with ~”「私はこれまで様々な外部セミナーに参加してきました。」
“I am committed to ongoing education”「私は教育(技術を高めること)に献身的です。」
“I am a self motivated, highly skilled stylist who thrives in a creative environment.”「私は自主的にクリエイティブな環境に身を置き自身を高めてきました。」
“I enjoy working with other skilled stylists to share ideas and have a passion for training sharing skills with Junior stuff.”「自分とはまた違ったスキルを持った人と働きアイディアを交換する事が私は好きで、また、後輩とトレーニングし技術を伝えていくことに情熱を感じます。」
I am highly client focused with an emphasis on strong and thorough consultation.「私はレベルの高い顧客満足のため、徹底的なコンサルテーションを欠かしません」
I believe I am quite personable and try to get along with everyone, and believe the cheesy phrase “there’s no “I” in team. 「私は自分が好感の持てる身なりであると信じてます。また、みんなの輪に入るために努力します。くさい言い方だけど”ココは私の場所ではなく、私達の場所だからね”」←この文章は翻訳難しいんですが、謙遜がはいる表現に思います。
I work quite well and under45min-1hour appointment structures.「45分-1時間間隔の予約でいい仕事がこなせるよ。」
During my period of self employment I directed and styled for photo shoots which were used for promotion. 「仕事をしてない期間は集客用に作品撮りしてました。」
I am interested im being involved in this type of activity. 「それに関わって今は作品撮りにも興味があるんだ」
下は自分の趣味や自己紹介が続きますね。なんとなく人柄がイメージできる履歴書だと思います。ぼくのと含めて参考にどうぞ。
●シドニー、メルボルン、パース、で働いたお店の気になる給料公開とオススメの店舗!
時系列です。
【シドニー】
◯studio 211 (2015年4月〜9月)
ギリシャ人のおばぁちゃんがオーナーのお店でもうすぐ廃業するみたいです。
給料→気分(〜500ドル)
勤務時間→気分(週1から週5)
電話かかってきたら仕事というスーパーサブしたり、スタッフがホリデーの時はフルタイムで働いたりでした。
◯Blue creativity (2015年6月)
日系サロン。拘束時間長くて、終了時間も押すし、終わるまで帰れない。アジア人9割(うち日本人4割)。縮毛矯正に定評あり。
給料→月に2100ドル〜で現金支給(違法労働です。2017年現在も同じ給与体系)
勤務時間→週5
時給換算→10ドル前後
日本語の求人サイトをみて応募するも、あまりの違法労働低賃金の長時間拘束、スタッフが全員日本人というのに嫌気がさして、半月で退職。
営業時間前にブロー練習したりはあったけど、技術的には日本の美容室とそれほど変わらず、ここで経験を積んでも欧米人にそのまま応用はできないと思います。ただオーナーの技術は好き。
◯trendy Cut (2015年8月〜9月)
ブロードウェイショッピングモールにある、カット18ドル〜の格安サロン。9割男性客、1割女性客。
多国籍のお客様で、8割がカットのみ、2割がカラーやブローのみ。
給与→日給150ドル(現金支給・違法労働)
勤務時間→〜週5
時給換算→17.5ドル前後
友達の友達が美容師で、帰国するという事になり紹介で採用。オーナーはレバノン人。同僚は韓国、マレーシア、ロシア人。みんな優しい。2ヶ月弱働いたものの、VISA延長でファームジョブをするために退職。
【パース】
◯Reno’s hair クレアモント店(2016年4月〜10月)
スタッフーオーストラリア人8人イギリス人2人。全員女性。
bossのメリッサは、WA (ウエストオーストラリア)hairdressing award winner、ロレアルオーストラリアアンバサダー。
男性スタッフが自分だけで男性のお客様はほぼ振り分けられ、徐々に女性のお客様も担当する。ブロードライの重要性を感じて練習。
お客様の9割は欧米人女性。カラーは9割フォイルワーク。ブロードライのみのお客様が全体の3割くらい。
給与→週700ドル(正規ジョブ・手取り)
勤務時間→週5(9時から5時)
時給換算→20ドル以上
レジュメ配りをして実務試験後に採用。ワーホリVISAで働ける満期の6ヶ月働いて退職。
※有給消化ありで退職後1400ドル支給。
※ロレアル提携サロン。
【メルボルン】
◯Xiang hair エッセンドン店、QV店(16年11月〜17年4月)
オーストラリア人が殆ど、南アフリカ人、ギリシャ人等、他国出身はすこし居るが、幼少期からオーストラリアに住んでるレベルの移民。
上記のReno’s hairのメリッサの親交があったジェイミーが所属してるサロン。2017年 VIC hair dressing award 受賞者 2人。
カッターとカラーリストが何となく分かれているお店で基本カッターとして在籍。アシスタントがそこまで育ってなかった時期だったので、カラーやブローも対応。
Reno’s hair からの紹介という形でレジュメを配って採用。
週給→750ドル(手取り・税引き後・税引き前時給換算20ドル以上)
勤務時間→8.5時間週5
祝日は休みで週休は変わらず。
※出国2週間前まで勤務、帰国のため退職。働いた期間は5ヶ月。
※有給消化あり→退職後1000ドル支給。
※ロレアル提携サロン
→採用までの経緯や待遇、実務内容など。
●日本人経営サロンの実態を暴く!
オーストラリアにおいて日本人美容室が法定賃金を守ってる事例は聞いたことがありません。笑
gold cost だかBrisbaneの店舗では訴えられて、労務局の指導が入ったのにMelbourne店では未だに日給100ドル+激悪の歩合 で違法労働させてる gem hairさんを(2017年4月現在 改善されてない)下限として、時給12ドルや10ドル級がゴロゴロ居ます。
こればっかりは、資本主義の光と影なので批判するよりも社会的セフティーネットだと思ってそっとして、さっさとローカルで働けるスキルを身に付けましょう。
渡豪する中で、永住権の取得を目標とする人もいると思いますが、現状年々移住はどの職業でも厳しくなってます。中でも美容師は必須職業リストから除外されてますので、まぁ。。厳しいです。
日系サロンではsydneyにあるSHINKAが知ってる中で唯一就労VISAサポートをしてますが、月間売上1万ドルがボーダーラインだそうです。よくあるパターンだと半年間現金手渡しで違法労働し、その後で正規労働で半年。
つまり一年働きずめで月間1万ドルを目指すものです。達成しない場合は学生VISAに切り替えて働きます。そして、労働VISAが降りてもVISA費用という名目で給料からお金が天引きされます。その上、永住切り替えは不透明で年々厳しくなる現実。。ぶっちゃけ結婚が一番手っ取り早いです。相手が居たらですがww
●美容室英単語公開!
最後になりますが、兎にも角にも英語圏で仕事をするには、英語がベースになります。ココに僕が書いた美容室英単語の記事を貼り付けておきますので、一度目を通し…いや、完全に覚えてから渡豪することをオススメします。
あと、僕自身オーストラリアの前に語学留学でフィジーに3ヶ月行ってました、その経験を元に僕はフィジーよりもフィリピンをオススメします。笑
▶フィジー語学留学のあとオーストラリアワーホリ2年で英語力は伸びたのか?
詳しい理由は記事をご覧になって下さい。間違ってもなんにも英語がわからないで行かないで下さい。笑
英語0でのオーストラリアは可能か不可能かだと、もちろん可能です。
でも、それは例えるならグローブ無しで野球するのと同じです。相手の言葉をキャッチできないんだからそういうことです。
いろいろ、書きましたが、これが貴方のワーキングホリデーの成功の手助けになれば幸いです。