海外で美容師として働くために必要な準備を3つに分けてみました。
- 英語力
- 働くサロンを絞る
- カットスキル
他にもたくさんあるんだけれど、今回はこの3つ。
▷【オーストラリアワーホリで美容師】2年働いた僕が海外美容師に必要な情報を全公開する。
必須準備①最低限の英語力
まず、海外で「働く」以上必要なのが英語力です。
考えてみてください日本で働く「外国人」を最近はよく目にするようになりましたが、全く日本語がしゃべれない人って居ますか??
あなたが相手の国に合わせる必要があります。
最低限の語学は学んでからいきましょう!!現在は格安で貯金0からでも海外で英語が学べるプランがあります。
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必須準備②狙うべきサロンの明確化。
仮にあなたに素晴らしい技術があったとしても、雇う側のお店が求人していなければ意味がありません。
- 人手が足りてない。
- お客様の数が多い。
この2つのどちらか、または両方です。海外では求人の情報を待つよりも、サロンに直談判しに行くことの方がスムーズに仕事を取れる場合があります。
なので、まず自分が働くべき(働ける可能性がある)サロンをイメージしましょう。
人手が足りてないーまずは狙うは日系サロン。
ただ単に人が手が足りてないサロンの場合「現地の人を採用したい」希望があるでしょう。
言葉やビザサポートの面で劣る「外国人」である私たちが狙うべきは、
自分が日本人と言う利点を最大限に生かせる日系サロンです。[/voice] 海外に行ってまで日本人がオーナーの美容室で働くのは嫌だと思うかもしれませんが、【日本語が話せる】のは最大の武器なのです。
関連:そもそも日本人の海外での需要はないよって話です。
▷海外で美容師って需要あるの?求人情報だけでは分からない裏側の話。
お客様の数が多いー1000円カットもオススメ。
次にお客様の数が多くて求人している美容室をイメージしましょう。
- お客様が多い→人通りが多いところにある。
- お客様が多い→価格帯が安い。
はい、つまり1000円カットですね。完全な1000円カットまで行かなくても、価格帯が安くショッピングモールなど人が集まるところで出店してるお店がこれに該当します。
必須準備③カットスキル
- メンズはバーバースタイルが多い。
- レディースはワンレンでブロー仕上げが多い。
海外(欧米人)の髪質は柔らかく細いのでお家で再現できる髪型の幅は少ないです。
むしろ、
- 毎日シャンプーしない
- スタイリングしない
が、当たり前。
絡まるので自分でスタイリング出来ない。
ってのが本音ですね。なのて、カット技術はシンプルかつ正確です。
▷ 海外の美容室技術と日本の美容室の技術の違いを、現役美容師の僕が教えます。
メンズはバリカンカットが必要!
海外のメンズカットはバリカンで行うことが多いですね。
0mmからのスキンフェードも多くて日本の美容師さんにとっては不得意分野かもしれません。
ちなみにバリカンの長さは、
最短に電気シェーバーやカミソリがあって
00がトリマー
0がアタッチメントなしのいわゆる五厘
No1は3mm、No2は6mm、No3は10mm、No4は13mmです。
レディースはブローが必要!
実は欧米人はシャンプー・ブローで美容室に来店される人が多いです。
なぜなら『乾かすと広がる髪質だから』です。
ブリーチしてたりすると尚更で、乾かすだけだと全くまとまらない。おまけに細毛で軟毛で水に濡れるとすぐに絡まるのです。
なのでスタイリングはお金かけてブロードライしに行くか、時間かけて自分でブローしたりアイロンで巻くかなんですね。
まとめ。自分の市場価値を理解する!
仕事を取りに行くと言う事は、
- 求められるスキルを
- 求められる場所で
発揮する事です。問題点がわかれば、対策を練って技術を習得することが可能です。
戦に行くってわかっているのに、丸腰では行けませんよね??
しっかり自分の未来に準備しましょう!!