第4話 そしてマーガレットリバーのブドウ畑との決別。




俺やで。ばなやで。

今シリーズ物なんで初めての人はこちらから↓

1話→シドニーからメルボルン経由でマーガレットリバーに来た話。

2話→想像と違う生活と過酷な日々

3話→謎の国家権力との戦い

こんな人が書いてます→プロフィール記事

なんか最近記事作成にはまってきたけど、旅友達ソンムンの記事の方が、いいね多くて凹んでんねん。まぁいいねんけど。俺も欲しがりやからな。

始まり始まり〜

 

ブドウ畑との決別

前回の続き。

土下座してから蹴りが入るような美容師1年目生活をしていた俺はそうそうへこたれない。

だけど、今回はどうしても身体が仕事する気にならなかった。ブドウ畑の仕事では日本の人材派遣のようにエージェントに登録した人がそれぞれ違ったブドウ畑に派遣される。

ブドウ畑の規模も成長具合も様々で与えられる仕事も違う。

マーガレットリバーにやってきたワーホリワーカーが、仕事にありつくには、まだ薄暗い朝6時半にエージェントの前に並んでその日の欠員が出た場合のエキストラ枠に応募する。そしてエキストラ枠からレギュラー枠にステップアップするのだ。

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仕事の格好はこんな感じ。

 

つまり、逆を言うと『レギュラーの自分が欠席した場合、自分の枠は誰かの枠になる。』訳である。

 

特にクリスマス前には年内の仕事を終了させるブドウ畑。覚悟していたが、だんだん仕事が減っている中の欠勤は例え正当な理由をつけたとしても、一気にレギュラーの座を奪われる形になった。
そして、欠勤した後はもう2度とブドウ畑で働く事はなかった。

 

名言か迷言か?

 

twitterをフォローしてくれている人は投稿がやたら多くなったり、ありがちな自己啓発ツイートをしている僕を見て違和感を覚えたかもしれない。まぁ人間そんなもんである。

僕は精神の安定を図るのが最重要だと考えて色々な案やこれからのプランを考えるだけ考えた。このまま2年目のVISAは取らずに、別な国にいく場合や日本で暮らす場合など想定できる範囲で未来を考えた。

そもそも、僕は家も家具もなくあるのは大阪の実家だけなので、帰国した場合どこに住むかから考えなくてはならない。(日本でも最後一年はシェアハウスだったけど、礼金制度には疑問があるし固定費が高い都内で『一人暮らし』はもう考えられない。コスパ悪すぎである。)

YES or NO で枝分かれした『あなたは◯◯タイプ!』なんて雑誌の特集で良くありがちな図を手作りして、どう転んでもポジティブな選択ができるように自分の将来を考える。

それが完成した時、僕の心はたくさんのストレスから解放された。

 

壁に当たったら方向を変えるチョロQのようにダメなら次の道を探せばいい。パワーが足りないのなら時には後ろに下がってから力を貯めれば良い。『人生はチョロQ』これ、中学の頃から唱えてた魔法の言葉。

 

何故田舎なのか?

 

自分会議で出た最初の案は、マーガレットリバーというこの田舎で別のファームジョブを探す事。だけど見渡す限りのブドウ畑なので『ブドウ以外のファームジョブを見つける』のは簡単ではない。
その前になぜ、田舎での生活を続けようと思ったか?それはVISAやお金の為ももちろんあるが一番は、

『俺は田舎に住めるのか?』

である。

これは大阪で育ち、東京に就職した自分の都会暮らしと便利さにしっかり染まった自分が、ある種、最近のブームである『田舎で消耗しない生活。』を送ることは可能なのか?3ヶ月滞在した世界一幸福な国フィジー(記事はクリック)の生き方や、ウクライナのムヒカ大統領のスピーチに代表されるような持続可能で【足を知る】という、生き方ができるのか?

寂しがりで、外食に頼りきり、筋力もない、そんな自分ももう30手前。基本的な『暮らす』という生活能力の底上げは必須だと考えた。

ってか、今この田舎で外食ばかりしてたら未来はない。笑
さて、仕事を探すか、、、、

 

第5話ニワトリファームとの出会い〜お宅はタワマンですか?はこちら

今日のコラム

ファームの仕事をするのに車が必要か?って事だけど僕みたいに行き当たりバッタリの何とかなる精神で突撃するタイプの人はあった方がいいかも。事前に調べるタイプの人は働いてからファーム車を買えばいいと思います。ファーム車ってのはファームを離れる時に誰かが手放す車の事。仲間に売る訳だし早くその場を離れたいから価格も安くなります。んでも、エンジンルームとかが土で汚れてたり車内も汚かったりするので注意!あと、ファームの後にラウンドする予定とかあるなら4WDがマスト!ちなみにパースから北周りでシドニーなんて直線距離でもポルトガルからロシアくらい距離あるからね!ガス代も注意!そんで一番したの人気記事もチェックだよ!しーゆー!
 

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